脱社畜!ブラック企業から脱出した私の物語

こんにちはkurosanといいます。

田舎暮らしの、しがない40代の男性です。

私は20代のころ、経営の神様と言われている某大手企業に勤めていました。入社当時は「これからは順風満帆な人生を歩める。頑張るぞ!」と希望に満ち溢れていましたが…職場の上司と折り合いが悪く、パワハラや嫌がらせに苦しむことになりました。

そんな苦しみに耐えているなか上司の不正行為を発見。私が何気に調べてみると数百万円の横領をしていることがわかりました。唖然とした私は今までの恨みを晴らすべく内部告発をおこない上司は懲戒解雇となりました。

(ちなみにこの事件は表沙汰にはなっていないですし、これからも表沙汰にはならないでしょう。)

「これで平和になれる。」そう思っていたのですが、今度は不正を知っていたであろう人達(幹部・他の職場の上司)から「危険人物」とレッテルを貼られ、今まで以上の嫌がらせにあうことになりました。

かなりの恫喝や嫌がらせによって退職に追い込まれてしまいましたが、あの頃の「人が信用できなった感覚」や「絶望感」はもう二度と味わいたくないですね。

それからは中小企業や個人経営の会社で派遣社員・アルバイトといった職場で幅広く働いてきましたがどれも強烈なブラック企業ばかりで、特に約20年働いてきた会社は日本でもトップクラスではないかというぐらいのブラックでした。

  • 給料は上がらない。
  • サービス残業は当たり前。
  • 残業100時間超えは当たり前。
  • パワハラ・モラハラは当たり前。
  • 3ヶ月に1回は研修という名で行く社長の海外旅行。
  • 会社の経費で買った3000万以上の高級外車を社長が複数所有。

といった過労死のリスクが高く、劣悪な環境で奴隷として働かされていました。

もちろんそんな会社なので社員の入れ替わりも激しく、あまりの待遇の悪さに怒りに震えて辞めていった何百人という人達の顔は今でも頭に焼き付いています。

さらに、リーマンショックによる突然の派遣切り。顔面蒼白で呆然とする人、涙目で訴えていた人たちの顔も昨日のように思い出します。(今でもそしてこれからも、ブラック企業に対する怒りは決して消えることはありません。)

そんな私も長年の肉体的な疲労と人間関係などの苦しみから、体調不良となり生死をさまよった次第です。

このことを境に、あらためて自分の将来について考させられ、ブラック企業から抜け出すことを決めました。

しかし「転職に厳しいと言われている40代。はたしてまともな転職先が見つかるのか」そんな不安や葛藤に悩みもしましたが…なんと、転職サイトに登録して3ヶ月後にはブラック企業から脱出に成功。今では穏やかな生活を満喫しています。

今回、なぜ40代の私が簡単にブラック企業から脱出できたのか?体験談を交えてわかりやすく紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

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Contents

養分確定!私が体験したブラック企業の闇

私がいろいろな会社を見てきて【ブラック企業の闇】を感じたことは以下のとおりです。

1.サービス残業が当たり前。
2.給料が低いまたは最低賃金を下回っている。
3.ワンマン経営者。
4.パワハラ・モラハラ・セクハラが横行している。
5.上司の命令には絶対服従。
6.残業時間が非常に長い。(長時間労働・過重労働)
7.休日も出勤が多く有給が取れない。
8.従業員の入れ替わりが激しく離職率が高い。
9.老害が多い。
10.精神論がよく出てくる。
11.社員を簡単には退職させない。
12.達成不可能なノルマを課してくる。
13.就業規則や賃金規程等のルールが整備されていない。
14.自社製品や社長(会長)の著書などを強制購入させる。

これらの闇を体験して言えることは、ブラック企業にいる社員は奴隷。会社(経営者側)さえよければ良いという現実でした。

例えばサービス残業にしても、ほとんどのブラック企業でやらされてきましたし、ひどいところでは365日間休み無く働かされたことがあります。今までやらされたサービス残業を合計したら、ざっと見積もっても3年以上の時間。賃金に換算したら300万円以上だと言えます。

また安い給料にもかかわらず「自社製品や社長(会長)の著書」などを大量に強制購入させらたこともあり、1ヶ月の手取りが6万円ということもありました。一人暮らしだったので、家賃・光熱費を引くと半月以上は所持金0円での生活を強いられていました。

そして社長や上司による身勝手な態度や圧力(パワハラ)に、大きなストレスを抱えながら仕事をしていました。

そういった犠牲のもと経営者は…

  • 豪邸を建築。
  • 高級車を購入。
  • 海外旅行。

といった裕福な暮らしを目の当たりにしてしまいます。

どんなに会社の売上に貢献しても「社員のためにはならない。」という経営者を頂点としたピラミッド型のシステムがブラック企業の闇を深くしていると感じました。

今思うとブラック企業にいるだけで【時間・お金・身心】といった自分の人生すべてを吸いと取られる。言い方を変えればブラック企業の養分になっていたといますね。

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私がなぜブラック企業から抜け出せなかったのか?

そんな状況でも「なぜ抜け出せなかったのか?」理由は3つありました。

  1. 無職になる怖さ。
  2. ハローワークしか知らなかった。
  3. 世間体を気にした。

無職になる怖さ

場所的に求人数が少ないためその地域で転職するには難しく、無職になる怖さがありました。

私の知り合いもなかなか転職が出来ず、生活が苦しくなったので生活保護を申請していた人がいました。

また地域的にブラック企業であっても1つの会社に長く勤めることが美徳とされ、辞める人には「我慢ができない」とバカにする傾向があります。

なので【転職=無職になる】という怖さを強く考えてしまいなかなか抜け出せませんでした。

ハローワークしか知らなかった。

転職ツールとしてハローワークしか知らなかった事も抜け出せない理由でした。ハローワークに載せてある求人情報と、実際に働いたときの条件があまりにも違ってあ然とさせられたことが多々ありました。

関連記事はこちら↓↓↓

ブラック企業 経営者の悲惨な末路!3つの事例を紹介

なので「ハローワークは嘘バカリだから転職できない」という思い込みも抜け出せない原因の1つでした。

世間体を気にした。

「会社を辞めることは恥ずかしい」という考えも抜け出せない理由でした。

石の上にも3年(がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。)ということわざがあります。

まさに、このことわざが地域的(世間体)な考えであたり前となっていました。

例えば…

  • 「パワハラがあっても我慢しろ。そのうち良いことがある。」
  • 「給料が安くても勉強代だと思え。そのうち良いことがある。」
  • 「サービス残業しても仕事があるだけマシ。そのうち良いことがある。」

です。

なので「仕事を辞めたい。転職したい。」と相談してもほとんどの人が「バカなことを考えるな(辞めたら)恥ずかしいだろ。そのうち良いことがあるから」と転職に否定的なことを言ってきます。

そう言われると「世間的に恥ずかしい」が気になってしまい辞めることに戸惑ってしまいます。こういった世間体を気にしていたことも抜け出せない理由でした。

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もう限界!ブラック企業から脱獄を決意

脱獄を決意したキッカケは、ブラック企業時代の私の作業は…

  • ワンオペ作業。
  • 作業は毒物の薬品を使う危険作業。
  • 風通しが良いので屋外の作業。
  • 納期遵守の徹底。
  • 高品質の徹底。

といった他の社員が最もやりたがらない仕事をおこなっていました。

さらに1人でやる仕事にも限度があり、仕事量が増えれば増えるほど長時間労働になって…

  • 睡眠時間を削る。
  • 徹夜作業多くなる。
  • プライベートの時間がは無くなる。

という悪循環に陥っていました。

さらに少しのミスも許されず、失敗してしまうと検査員から容赦なく罵声を浴びせられていました。

なので精神的にも肉体的追い込まれていく環境でした。

そんな中(当時)母親が体調不良で病院に運ばれたと連絡があり、心配になった私は仕事を早めに終わらせ病院に直行。幸い命に別状はなかったのですが。。。

次の日、責任者から「昨日はなんで早く帰ったのか?後工程のことまで考えろよ」と詰め寄られ、事情を説明しても「そんなこと知るかよ。こっちの都合も考えろ」と理不尽なことを言ってきました。

こういうことが毎日続くと強迫観念に襲われ冷静な判断が出来なくなります。

いつしか私はプライベートよりも仕事優先という考え(ある意味洗脳状態)になっていました。

そんな状況で10年以上も会社の奴隷として頑張ってきた私の体や心は限界にきていました。

1年間休まず働いたことで頭痛や吐き気に襲われついに緊急搬送されることに。

結果は心筋梗塞でドクターストップでした。しかしブラック企業の洗脳状態から抜け出せない私は医師の忠告を無視してすぐに復帰を決めました。

そんなある日、私だけが休日出勤(サービス残業)をしていると、何千万円という高級外車が会社に納入されてそこには満面の笑みを浮かべた社長がいました。

元々車好きな社長で高級外車を数台所有していましたが、さらに家が建つぐらいの高級外車を会社経費で購入したということです。

この光景を見た私は「人が足らない状態で(私を含め)社員達みんな苦悩しながら頑張っているのに、最終的にはこの社長を楽しませるための奴隷でしかないのか!」と怒りをおぼえたのと同時に「もう無理だ。退職しよう。」と決意しました

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決意からたった3ヶ月でブラック企業から脱獄に成功

決意してからの行動は自分でもビックリするくらい早かったです。

今まで転職といったらハローワーク一択でしたが、もうそういう時代ではないことに気が付きました。実際、転職サイトの方が情報量でハローワークより充実しています。

またハローワークはAM8時からPM17時(月曜日~金曜日)の時間内で対応しないといけない不便さがありますが、転職サイトだと24時間自宅で対応ができます。

そういう便利なところも含め40代の私には多くの情報量が必要だと思い複数のサイトに登録しました。

まずはネットで調べたら「求人情報が豊富にあるdodaが良かった」という口コミがあったので登録しました。

dodaの登録のやり方についてこちらでわかりやすく解説しているので参考にしてください。↓↓↓

【doda】転職サイトへ登録!わかりやすく画像付きで解説

その他についても求人情報が豊富と言われている「リクナビ」・「ワークポート」・「ミイダス」に登録して求人情報を増やしつつ、いい情報がないかチェックしていきました。

各転職サイトについてはこちらでわかりやすく紹介しているので参考にしてください。↓↓↓

無料診断あり:ブラック企業出身者の私がおすすめする転職サイト3社

そのなかで私は転職に厳しい年代(40代)なので「ただ登録するだけではだめなんじゃないか?失敗しないためにはどうしたらいいのか?」という危機感がありました。

そこで履歴書や職務経歴書を充実させて出来るだけ多くの会社に自己アピールしようと考え、そこで見つけたのがグッドポイント診断でした。

「自分の長所って何?」

「本当はどんな仕事に向いているの?」

といった自己分析ができてデータとして自分のことが理解できます。

その結果をもとに私は職務経歴書や面接に反映することでたので、決意から3ヶ月後にブラック企業から脱出することができました。

私はグッドポイント診断を素直にやってよかったと思っています。なにより「自分のことを何も知らないよりは知っておいて損はない」と思っているので。

やり方についてはこちらでわかりやすく解説しているので参考にしてください。↓↓↓

【会社を辞めたい人必見】グッドポイント診断を活用してブラック企業を卒業した私の事例!

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ブラック企業で人生を浪費するのは無意味!

以上がブラック企業から脱出した私の物語です。

脱出できて感じたことは率直に誰でも簡単にブラック企業から脱出はできると思ったことでした。

見ていただいてわかるように40代の私でも出来たので。今では平穏な毎日を過ごしています。)

また、私があのままブラック企業にいたら「無意味に浪費するだけの人生だったんじゃないか」と考えることがあります。だって少なくても「3年以上の時間400万円以上の金額をムダにしてしまったわけですから。

自分の人生を後悔しないためにも「ブラック企業から抜け出したい。」と考えているならぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みくださりありがとうございました。

この記事があなたに少しでもお役に立てれば幸いです。

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