総務省は、継続的に労働力調査というものを行い、雇用者の数だけでなく、正規雇用や非正規雇用の人数を把握し、年齢別のデータを公表しています。
2015年のデータによると、非正規雇用の職員・従業員は1,980万人で、正規雇用を含めた全体の雇用者数5,284万人に対して約37.5%を占めているとの結果でした。
非正規雇用者の内訳としては、パート・アルバイトが1,365万人、派遣社員126万人、契約社員が287万人などとなっています。
つまり、何らかの形で働いている人のうち、パート・アルバイトという雇用形態で働いている人は、全体の約25.8%、約4人に1人ということになります。
1,365万人のうち、何%の人かは、辞めたいけどけどなかなかやめられないという、悩みに苦しんでいるということです。
私もいくつかのアルバイト経験があるので、少しでも解決策につながるように、対処法を紹介します。
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Contents
バイトを辞めたいけど言い出せない理由とは
- 上司が怖い・引き止められそうだから
- 職場に迷惑がかかるから
- 他の社員が優しいから
- 親に言えないから
- 辞めた後の生活が不安だから
- 倫理的なこと
私の経験からして、ざっとこんな感じが災いして、なかなか言い出せないですね。
上司が怖い・引き止められそうだから
私は学生時代に地元の小さな24時間営業のスーパーでアルバイトしていました。
- 陳列棚に並んでいる食材などの前出し。
- 朝仕入れてきた野菜や果物の梱包。
- スライスした肉のパック詰め。
- 魚の刺し身の下に敷く大根のつまをパックに入れる。
- レジ打ち。
など休憩する時間が無いくらいの作業量でした。
店員は、店長と従業員が3人、私を含めたアルバイト3人でした。
私以外の2人は夜間で私は昼勤務でした。
パワハラ全開の時代で、入って何もわからない私に対して店長は「死ぬぐらい働かせてやるから」と圧力をかけてきました。
最初から怒鳴られながら、何がなんだかわからず、休憩もとれない状態で働かされていました。
1週間ぐらいは頑張っていましたが、日に日に店長の圧力が激しくなり精神的に参ってやめようと思いがこみ上げてきました。
しかしまだまだ子供の私なので、辞めると言ったら店長に殴られるんじゃないかと我慢していました。
ヘロヘロになりながら「もう今日は辞めると言おう」と3ヶ月が経った頃、別な場所に新規オープンしたのでそちらの方で働いてくれないかということで職場が移動になりました。
店長が話しやすい人だったので、精神的に参っていた「私はすぐさま辞めさせてください」と言って辞める事ができました。
やはり運みたいなもので、どんな人と関わるのか、ある種のギャンブルみたいなものですね。
職場に迷惑がかかるから
これも私がスーパーでヘロヘロになりながら、辞めると言えなかった理由でした。
夜勤2人のアルバイト達は知り合いでもあったので、引き継ぎをする時に情報交換をしていて、店長のパワハラを知っていました。
私が辞める事によって、夜勤のどちらか1人が昼勤となり、夜勤1人で対応しないといえけないのかと、勝手に思っていました。
「勝手に」ここがミソですね。
そして2人は店長と一緒には働きたくないので、なんとか私に頑張ってくれと頼んできたので、自分みたいな経験はさせたくないと勝手な正義感を発揮しました。
ここも「勝手な」がミソですね。
まず「勝手な」迷惑をかけたくないと思い、精神をすり減らして頑張った所で、3ヶ月後突然その日のうちに別店舗に移動となっているので、迷惑もなにもないですよね。
「勝手な」正義感もそうですよね。
2人にいいように利用されていたことがわかりますね。
頑張った所で苦しむのは私だけ、2人が苦しむことはないですから。
他の社員が優しいから
スーパーでアルバイト時は、これも多少はありました。
私の場合は、社員ではなくてお客さんでした。
よく私に「若いのに頑張っているね」と声をかけてくれて、店長の見えない所で差し入れまで持ってきてくれました。
骨身にしみるとはこの事ですね。
今思うと、この優しさだけでなんとか3ヶ月頑張ってこれたように思いますね。
ただそう思わせる環境がどうなの?とも思いますけどね。
親に言えないから
私は引っ越し屋でアルバイトしているときです。
私は友達と2人ペアで作業を行い、忙しいときには3人編成となっていました。
3人の時には私よりも5歳ぐらい若い人が1人、加わると言う形でした。
よく「辞めたい」と相談してきては、「でも親に心配かけたくないから」といいながら続けていたのですが、最終的には突如出社拒否という形で終わりました。
ん~ここがよくわからないですけど、こういう辞め方すると逆に親に迷惑かけるのかと思いますし、我慢して頑張った結果、病気にでもなったら親に心配かけることになります。
私の経験上、親に心配かけたくないや、職場に迷惑かけるが理由の場合は、遅かれ早かれ辞めちゃいますね。
辞めた後の生活が不安だから
これが一番の理由ではないでしょうか。
生活する上ではお金が必要です。
「せっかく入ったアルバイトだから」、「そんな簡単に次みつかるのか?」と思ってしまいます。
私もアルバイトの面接で何回も不合格となっているので次見つけるのが怖かったです。
知り合いのフリーターにそういう気持ちを話したことがあるのですが、知り合いは私に「そんな事考えてる行動しないのは時間の無駄」だと言ってきました。
落ちて当たり前という精神で面接に臨んでいる結果、面接で1回した落ち事がないそうです。
うらやましいなぁ~とは思い、私も遅かれ早かれ今のアルバイトを、辞めてしまうのは目に見えていると考え、気持ちを改めました。
倫理的なこと
これは私の解釈なのですが、私の若い頃はよく「石の上にも三年」という言葉を耳にしました。
我慢すればなんとかなるということなのですが、今までの経験所、我慢してなんともならない事の方が多かった気がします。
次の仕事を見つける時に履歴書に傷を付けてしまうので、入ってすぐ辞めることは悪だという風潮があります。
でも辞めても次に活かせる勉強になると思います。
誰かから聞いた話ですが、「石の上にも三年」より「石の上にも3回」なのではという論調がありました。
- 仕事をまず1回やってみる。
- 初めてだから、うまくできないのが当たり前として、1回目の経験に基づいて、2回目には新たな工夫を加えた準備ができる。
- この準備の成否をさらに振り返って、再トライできるのが3回目。
- 3回クールを回せば、仕事の向き不向きや、その仕事を楽しめそうかどうかは大体分かってくる。
私はこの考えに賛成ですね。
2つの対処法
相談する
ファーストインパクトが大事です。
私の場合はスーパーに入った瞬間から、店長のパワハラにより洗脳されていったと思います。
正しい判断が出来なくなります。
体調不良になる可能性もありました。
そこはやはり、友人なり家族なり相談することが必要です。
相談することで、解決の糸口が見つかることが多々あります。
さらに私はパワハラかなと思ったらメモを取るようにしました。
友人などに相談する時にパワハラの内容を、忘れてしまう事もあるので記録するようにしました。
その日書いたメモを寝る前に整理すると、意外と冷静になれる効果に気づきました。
冷静になれた自分と相談することで、大分楽になれます。
逃げ道
辞めたくていえない最もな理由、辞めた後の生活が不安だからですね。
これはもう逃げ道確保しかないです。
求人サイトに登録しましょう。
逃げ道を確保しとくだけでも楽になれるので、すんなり辞めると言えるのではないでしょうか。
まとめ
バイトを辞めたいけど言い出せない理由とは
- 上司が怖い・引き止められそうだから
- 職場に迷惑がかかるから
- 他の社員が優しいから
- 親に言えないから
- 辞めた後の生活が不安だから
- 倫理的なこと
2つの対処法
- 相談する
- 逃げ道
いかがでしたか、どれか一つの対処法を実践するだけでも、安心出来るのではないでしょうか。
自分の身は自分で守るしかないですからね。
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