会社に対して、”給料が安い”なんとかしてくれ、生活が出来ない、と多くの人が思っており、中には”会社辞めたい”と考えている人もいるでしょう。
しかし、辞めることが出来ず、このまま我慢すればよいと自分に言い聞かせているのではないでしょうか。
結果的に言いますと、辞めて転職するべきです。
私はブラック企業に約15年も低賃金で働いていました。
さっさと辞めればよかったと今では後悔しています。
今回、私が経験したことを紹介しますので、参考にしてもらえたらと思います。
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会社の給料が安い…今すぐ辞めて転職するべき?
給料が安いくて、貯金が出来ず、生活費でいっぱいいっぱいの状態だと思います。
ただ辞めるとなると「次の転職先がみつからないのでは?」と躊躇してしまいます。
私もそういった考えのもと、安い給料でブラック企業にどっぷり浸かっていました。
今だから言えるのは”辞めて転職すべき”だと思いますが、その前に”辞めれるように転職活動はするべき”ですね。
私は辞めようと決心してから転職活動を行い、幸いにもすぐに、次の転職先がみつかりました。
転職先の休みは不定休ですが、8時~17時までの残業なしです。
ブラック企業で散々サービス残業して頑張った給料とそんなに差もありませんでした。
ですから今すぐにでも転職活動はおこなうべきです。
給料安くても辞められないと考えている多くの人は、「転職は難しい」「無職になりたくない」と思っています。
そう思ってしまう理由の1つにハローワークの存在があります。
ブラック企業に入社する前、私はハローワークで職探しをしていました。
20代後半でも、なかなか職が見つからず悩んだ時期があり、30代、40代になると尚更次の仕事が見つからないという考えになります。
ですがハローワークには空求人というカラクリがあり、当てにならないと言われています。
- ハローワークに求人を出していると、銀行から融資を受けるのが有利になる
- 過去にハローワークで採用した実績がある企業に対しては、ハローワークから、また、募集を出してくれとしつこく催促される
- 空求人も、統計上は求人者に含まれるので、有効求人倍率を上げるためのカラクリ
なんて事が言われています。
当時の私も、求人票から十数社面接を受けましたが、ほとんど採用担当者から連絡無しの放置状態で、こちらから確認するとぶっきらぼうに不合格ということでした。
そういう苦い経験から、次の転職先なんて絶対決まらないと思っていたのですが、転職サイトに登録するとあれよあれよという間に見つかりました。
辞めたいと思っても躊躇していたら、今の時代もったいないです。
ブラック企業時代、辞めたいと思っているだけで何も行動を起こさなかった事に今ではすごく後悔しています。
転職活動だけでもしておけば、もう少し早くなんとか出来たのではないかと思っています。
ちなみに私は退職願を出した後、残っていた1ヶ月間の有給休暇を強引に使って辞めました。
有給なので翌月に、8時~17時まで残業なし勤務の給料を手にしました。
見てビックリ約15年勤めてきて手取りがなんと13万円・・・・
基本給は上がっているものの、その分所得税などで引かれているとはいえ、15年前とほとんど給料が変わっていなかったことに愕然としました。
ですから私みたいに躊躇してしまって後悔するより、より良い人生を過ごす為にも、転職サイトに登録して前向きな行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
薄給で働き続けた私の体験談。我慢の先に光はない
20代後半に私は、あるブラック企業に勤めはじめました。
この会社は基本給を低く設定して、残業代で補わせるというやり方でした。(それでも十分低い)
入社当初から月に60時間以上は残業があるにも関わらず、それでも手取り13万円ぐらいでした。
1人暮らしでしたので、家賃、光熱費、食費で貯金が出来ず、安いなと感じつつも…
- 派遣社員はもっと安い
- 独身だという事
- 他に辞めても次の仕事先がない
等、自分で理由付けして”今のままでよい”と思い込むようにしていました。
3年ぐらいは基本給は変わらず、残業が100時間以上だったので、手取りは15~16万円ぐらいでした。
田舎なので、「これぐらいの手取りで十分だろ」と親からも会社を辞めるなと念を押されていました。
納得はしようとするものの…
- 派遣社員の賃金が上がっていない
- 社長や幹部連中の海外視察という観光旅行の増加
- 社長の所有車もBMW やベンツとどんどん鞍替えしている
等を見てしまうと、腑に落ちない事も多々ありました。
その後も基本給は大して上がらないものの、残業時間の増加と比例して手取り金額17~19万円と上がっていき、友人からは「残業が多くてもこんなもんだろう」なんて事も言われていました。
そして迎えたリーマンショックによる大不況が到来。
派遣切りや契約社員の解雇で、残った社員でのやりくりが始まり、「残業はするな。しかし納期は絶対守れ」という社長命令があり、今まで以上のサービス残業が横行します。
サービス残業が100時間以上の状態でも、「正社員というだけでありがたいと思え」と親や友人からも言われ、妥協妥協の連続でした。
これに味をしめた社長は、事あるごとにリーマンショックを引き合いに出し「いつでも辞めたいものは辞めてもいいぞ、そのかわり他の就職先は今の不景気じゃ無いぞ」という脅しのような名目で、数年間の給与の昇給据え置き、会社の内部留保に走りました。
そして社内は、意気消沈した空気となり、社員同士も殺伐とした関係となり”正直者がバカを見る”構図となりました。
私も良かれと思って他の係の手伝いをした事が、どんどん自分の担当となり、1人で5人分の仕事量となっていました。
帰宅出来るのが早くて23時。
それでも周りからは「仕事があるだけありがたいと思え」ということでした。
そして入社して10年。
内部留保が相当溜まっていたのか「基本給を上げてやるからありがたいと思え」という幹部連中の話があり、社長の車が3000万円の車にグレードアップ。
マイルも貯まり世界一周旅行が5回は出来るということでした。
その基本給ですが、蓋を空けたら微々たる昇給に愕然したことは昨日の事のように思います。
これが原因もあり、入社して5年以上の社員が「会社の方針についていけない」と次々に退職していきました。
退職のしても人の補充はしないで、辞めた人の分を残った社員が負担し、私も1人で7人分の仕事を任されました。
給料の手取りが20万円になろうとしていましたが、来る日も来る日も仕事に明け暮れ、ほぼ1年間休み無く働き、集中力の低下でミスをしてしまうこともありました。
こんな状態の為か、社長や幹部連中から鬼のような責任追及と、客先に謝りに行かされるという負の連鎖に陥りました。
入社して16年目を迎えようとしていたある日、会社は休日でしたが、私はサービス残業で出勤していました。
その日が納車日だったのか、社長の車がアストンマーチン(3000万以上)となっていました。
これを見た瞬間「自分ら社員が頑張ってきた事が、あの車に変わらるのか・・・・あっもう無理、辞めよう」と決心しました。
結局はこの社長のために、定年まで奴隷として働き続けるのに何の意味があるのかとも考えてしまいました。
退職願いを申し出てから、社長は私に挨拶すらしなくなりました。
まぁ~社長からしたら、奴隷が逃げるのですから、当然といや当然の行為なのかもしれないですね。
会社を辞める前に準備しておくべきこと
退職を決意しても、具体的に何をしたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、辞める前に準備しておくべきことを紹介します
- 転職先を決めておく
- 家族の説得
- 会社に転職の意思を伝える
- 退職日を決定
- 退職届を提出
- 速やかな引き継ぎ
- 有給休暇の消化
- 住民税の手続き
- 備品返却・書類受け取り
このような内容になると思います。
転職先を決めておく
まずは転職先を決めておく事が絶対の条件だと思います。
転職先を決めずに辞めてしまうと、無職になり、収入がなくなる可能性があります。
それだけは避けるべきです。
ですから新しい職場を見つけていれば、お金の心配や、退職を言い出しにくい状況からも自ずと解放されます。
転職活動には私みたい即決定する場合と長期間かかる場合もあります。
これについては転職をサポートしてもらえますエージェントがいるので相談してみてはいかがでしょうか。
・・・とその前に、転職するに当たって、自分に合ってない会社に就職する事は避けたいものです。
なので転職する前に必ず自分の強みを確認しましょう。
とは言うものの、自分で強みが何か、客観的に把握しづらいものです。
・自分の強みがうまく語れない
・日頃の仕事の中で自信が持てなくなってきている
といった方には、以下のサイトのグッドポイント診断がオススメです。
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家族の説得
やはり家族の説得も大事です。
ここを怠ると結婚している場合、離婚なんてことにつながってくるかもしれません。
収入面からしたらレベルアップになるので、反対されることはないと思います。
結婚または独身だったとしても、転職先を決めておくことで、嫁・親・兄弟から理解されると思います。
会社に退職の意思を伝える
労働基準法では、退職の意志表示をした2週間後には退職できると定められていますが、退職日までにやらなければならないことはたくさんあります。
穏便に退職するためにも、切り出すタイミングを見極めて1.5~3カ月前には退職の意志を伝えるようにしましょう。
伝える相手は、直属の上司。
「今ちょっとよろしいですか?」などと声をかけ、ぶれない意志を持って落ち着いた口調で話すことが、引き止められないコツです。
私の場合は、ボーナス支給後に直属の上司に退職意思を伝えました。
金額は微々たるものですが、ボーナス支給前に退職意思を伝えたら、「辞めていくやつには支給はない」と言われた人が過去には多くいました。
私は”貰えるものは貰っておけ”と思っていたので、ボーナス支給までひたすら我慢してタイミングを待っていました。
退職日を決定
業務の引き継ぎや有給消化にかかる日数などを計算して、上司と相談しながら決定しましょう。
転職先が決まっている場合は、入社日との調整も必要です。
退職届を提出
自己都合退職の場合、退職届の提出を求められることがほとんど。退職交渉が終わった後に提出するのが一般的です。
退職届は一旦提出してしまうと撤回できないので注意が必要です。
詳しい書き方はこちらを参照して下さい。
速やかな引き継ぎ
自分の仕事の引き継ぎはしっかりと行なうようにしましょう。
人員の手配をするのは会社の仕事ですが、後任の人が選ばれたのであれば、なるべくスピーディーに確実に引き継ぎを行ないましょう。
「引き継ぎノート」を一冊作って、業務を教えつつ形に残すと親切でしょう。
有給休暇の消化
早い段階で引き継ぎを済ませ、残っている有給を消化できるようにしましょう。
休養に当てるかは個人の自由ですが、もらえるものはしっかりともらっておきたいものです。
住民税の手続き
住民税は、在職時に給料から引かれていることがほとんどでしょう。
しかし、退職後は自分で支払わなくてはなりません。退職のタイミングによっては、一括支払いか、退職者が納付する普通徴収かを選択できます。
1カ月以内に転職先に入社する場合は、引き続き次の会社で給料から天引きしてもらうことができます。
退職する会社に転職先を伝えた上で手続きをしてもらう必要がありますが、依頼が難しい場合は、退職時に普通徴収に切り替え、転職先で再び特別徴収に切り替えることもできます。
備品返却・書類受け取り
最終出社日には、会社から貸与された以下の備品などを返します。
- 健康保険証:扶養家族がいる場合は同時に返却
- 社員証、社章:社員であることを証明するもの
- 名刺:自分の名刺と、仕事で得た名刺
- 通勤定期券:会社によって扱いが異なるので、確認が必要
- 制服:クリーニングして返却
- 鍵:デスク・ロッカーの鍵やオフィスのカードキー
- 書類:業務で作成した書類や資料など
- 備品:事務用品や書籍など会社から貸与されたもの、経費で購入したもの
そして退職後に必要となる書類を受け取ったりする必要があります。
- 雇用保険被保険者証:会社に預けている場合
- 年金手帳:会社に預けている場合
- 源泉徴収票:退職後1カ月以内に郵送されることが多い
- 健康保険資格喪失証明書:健康保険の切り替えに必要(発行まで退職後数日~数週間かかる場合も)
- 離職票※:失業手当の申請に必要(退職後10日以内に郵送されることが多い)
- 退職証明書※:年金や健康保険で家族の扶養に入るときに必要
※必要な場合のみ(転職先が決まっている場合は不要)
受け取った書類についてはどれを、転職先またはハローワークに提出するものなのか転職エージェントに相談してみましょう。
ちなみに退職日の翌日に転職先に入社する場合は、転職先の会社に必要なものを提出します。
手続きは全て会社がしてくれるので、自分で手続きをする必要はありません。
次の会社に提出する書類
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 源泉徴収票(提出を求められたタイミングで提出)
- 健康保険資格喪失証明書
- 健康保険被扶養者異動届(扶養家族がいる場合のみ)
となっています。
また次の会社に入社するまで1日でもブランクがある人は
- 離職票が交付され次第できるだけ早く居住地を管轄するハローワークに行き失業保険の申請します。(手続きに必要な離職票は退職後10日以内に交付され、郵送されます。)
- 市町村役所の国民年金窓口に行き、年金の切り替え(国民年金)手続きをする必要があります。
- 市区町村役所の健康保険窓口に行き、国民健康保険に加入手続きをする必要があります。
以上の流れとなっています。
まとめ
会社の給料が安い…今すぐ辞めて転職するべき?
”辞めて転職すべき”だと思いますが、その前に”辞めれるように転職活動はするべき”ですね。
薄給で働き続けた私の体験談。我慢の先に光はない
結局は社長のために、定年まで奴隷として働き続けるのだと”我慢の先に光はない”と確信。
会社を辞める前に準備しておくべきこと
- 転職先を決めておく
- 家族の説得
- 会社に転職の意思を伝える
- 退職日を決定
- 退職届を提出
- 速やかな引き継ぎ
- 有給休暇の消化
- 住民税の手続き
- 備品返却・書類受け取り
いかがでしたか、家賃、光熱費、食費で貯金が出来ず、生活費でいっぱいいっぱいだという人は多くいると思います。
会社辞めたいと思うのは当然だと思います。
ですから今からでも転職活動だけはしておくことをオススメします。
私みたいに40代になっても転職は出来るし、どこかにチャンスはあります。
それらを放棄するのはもったいない。是非考えてみてはいかがでしょうか。
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