「風邪で会社を休めない。おかしい・・・」
「みんなおかしいよ?なんで風邪で会社を休めないのだろう?」
「あ~風邪でも休めない。どうしようかな。」
といった悩みに答えます。
■本記事の内容
・1年間休まず働いた結果、緊急搬送されることに
・【必見】2つの対処法を紹介
「風邪でも会社を休まない」という風土は今でもあります。
ただ昔はそれでも良かったと思いますが、今では「おかしい」と多くの人が疑問に感じています。
私もそういう風土に流され緊急搬送されるという苦い経験をしました。
やはり休むべきだということを、私の経験を交えまとめたので、「風邪で会社を休めないのはおかしい」と思っている方は最後まで読んでください。
※ブラック企業に約20年勤めた他、数々の会社を渡り歩いた実体験を元に、筆者なりの解釈でまとめています。
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Contents
・風邪で会社を休めない。おかしいのになぜ?
私が思うに2つの原因があると思います。
- 周囲の圧力
- 収入に影響
周囲の圧力
大きな原因として、同調圧力があります。
ちなみに同調圧力とは、集団のなかの多数派が少数派に対して、多数派の意見や態度に合わせるように心理的な圧力(プレッシャー)をかけることです。
この圧力を牽引しているのが、上司だったり社長の「少しぐらいの体調不良では休まない」考えだと思います。
「死ぬぐらい懸命に働け」
「俺は熱が40度あっても出勤してきた」
と言った発言を少なからず聞いた人はいるかと思います。
ですから「少々のことでは休ませない」という空気感が職場に漂い、休みにくい環境になっていきます。
そういう環境では正常な判断ができなくなります。
体調不良で仕方なく休んだ場合でも、休んだ人に対して同僚や先輩達は”ずるい”という感情になることも「おかしい?と思っても休めない」の風潮を助長していると思います。
さらに、人手不足の状況だとより深刻で、通常の仕事量だけで手一杯なのに、一人が休むとそれだけ周りに付加がかかります。
そうした状況になると、みんな心の余裕も無くなってきます。
休んだ人に対して…
- 嫌みを言う。
- 陰で悪口を言う。
など、休んだ人に対して攻撃的な対応になるのも原因だと思います。
私も以前、体調不良でたった1日だけ休んだ時に、「周りにどれだけ迷惑かけるの、もう休むな」と、同僚から面と向かって言われた時は唖然としました。
収入に影響
もう1つは残業をしないと生活が出来ないレベルで、給料設定している会社があります。
基本給が低い会社です。
休むと給料に影響するわけですから。
残業込みでの生活ですから、有給取得出来たとしても、「おかしい?」と思っても、このような状況では休むなんてことはまず考えないと思います。
- 喉が痛くても
- 咳が出ても
- 体がだるくても
熱が39度または40度以下なら出社するのは当たり前。
職場の人達がみんなそういう考えで仕事をしている以上、「おかしい」と思ってもなかなか休めないと思います。
1年間休まず働いた結果、緊急搬送されることに
私がブラック企業にいた時です。
- 常に人手不足
- 残業が多い(サービス残業もある)
- 休日がない
- 長時間労働
- 給料が安い
- 人が長続きしない
という会社なので、上司が社員を評価する際、「休まない」事が1つの評価となっていました。
どんなに仕事が出来ない人でも、欠勤さえしなければ上司からは「良し」とされていました。
また厳しい納期設定のため、社員全体が「イライラ。カリカリ」と急かされた空気感になっていました。
そのような状況で休めるはずもなく、体調不良で休んだ場合、連帯責任として係の人達が、他の係の人達から強い圧力(暴言・パワハラ)を受けるという異常な光景を、目の当たりにしていました。
もちろん休んだ人に対しては、同じ係の人達から厳しい叱責が待っています。
先程も言いましたが、私も体調不良でたった1日だけ休んだ時に、「周りにどれだけ迷惑かけるの、もう休むな」と言われています。
なので自己管理を徹底して休まないようにしていましたが、外部教育や出張などで会社にいないときでも
「よくこんな状況で教育に行けるな。」
「出張してもすぐ帰って来れるだろ」
と理不尽なことを言われ続け、正常な判断が出来なくなっていきました。
そんな中、ベテランと言われる人達が社長の方針についていけなくなり、月に1人づつ退職していくという状況になっていました。
辞めていった人達の仕事を、正常な判断が出来なくなった私に責任を押し付けてくるようになり、気づいたら1人で7人分の仕事を負わせれいました。
このような環境で「休まない」と洗脳されてしまった私は、1年間休みなく(サービス残業)働いた結果、倒れてしまい緊急搬送されることに。
気が付いたら病院でした。
いかに健康が大事だということを、心身ともに、ここまで追い込まれないとわからなかった自分に恥じたことを、昨日ように思い出します。
【必見】2つの対処法を紹介
シンプルに考えると「休む」か「休まない」かの2つしかありません。
「おかしい」と思うなら以下のことが大事になります。
- 休む勇気を持つ。
- 休んでみる。
休む勇気を持つ
病気がひどくなって苦しむのは自分です。
誰も助けてくれません。
自分を守れるのは自分しかいません。
なので休む勇気を持ちましょう。
そして私の経験上、休んだ人に対して厳しいことを言う人に限って(上司含め)”自分には甘く、他人には厳しい”人が多いです。
「人には休むな」と言っておきながら、自分が休むときには「後はお願い」という人達を数多く見てきました。
結局はみんな・・・
- 「他人が休むと自分の仕事が増えて大変になる」
- 「部下が休むと仕事が滞るので自分(上司)が文句を言われる」
- 「自分が休んでも他人がなんとかしえくれる」
という”我が身可愛さ”(何よりも自分の立場や安全を守ろうとする気持ち)の気持ちが少なからずあると思います。
なので他人の目なんてどうでもいいです。
休む勇気を持ちましょう。
休んでみる
そして休むことです。
休むことで「休めない」といった気持ちのハードルは下がります。
また職場の人達にも「休む人」と認識されたほうが無難です。
私は「休みたい」と気持ちは常にあったのですが、休まなかったことで、社長はじめみんなから「休まない人」と認識され、休めないハードルを高くしてしまいました。
そのため1人で7人分の仕事を負わせれる羽目になったと思います。
結局は”自分で自分の首を絞める”形になったということです。
先程も言いましたが、自分を守れるのは自分しかいません。
なので「おかしい」と思うなら休むことです。
病気で休めない会社なら、今すぐ転職を考えるべき
しかし病気で休めない会社というのは、給料が低かったり、人手不足だったりと、いろんな意味でブラック企業の場合が多いです。
私みたいに倒れてしまう可能性も考えられます。
私は倒れた後で転職を決意しましたが、今は早く転職しておけば良かったとさえ思います。
ちなみに今の職場は風邪でも普通に休めます。
もちろん休んでも収入的には困りません。
なので、病気で休めない会社に悩んでいるなら今か転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。
転職活動といっても決して難しくありません。
ただ転職サイトに登録するだけです。
一度登録してしまえば、あとはメールを確認しつつ、興味ある案件に応募するだけですから。
とは言っても、「転職サイトって沢山あってどれに登録していいのか分からない…」という人も多いと思ます。
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