会社に長い間尽くしたにも関わらず、次々とベテラン社員達が退職していく姿を目の当たりにしてしまうと、「いつか自分も…」なんて不安がよぎると思います。
ただその不安は、あながち的を得ている部分もあるので、早めの転職活動をした方が無難だと思います。
私もベテラン社員の部類でしたが、精神的に追い込まれ、退職した経緯があります。
今回、私なりの解釈でなぜ、早めに転職活動した方がいいのかまとめましたので、参考にしてもらえたらと思います。
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ベテランが辞める会社が不安…社員が次々辞める会社では人間的に成長できない
若手社員が次々辞める多くの理由は…
- 「職場の人間関係」
- 「劣悪な労働環境」
- 「割に合わない給料」
等と言われています。
しかし根本的に辞める理由は中堅だろうがベテランだろうが違わないと思います。
そして長い期間、会社に在籍していると…
- 「将来の自分の立ち位置が見え悲観してしまう」
- 「体力的・精神的にワンマン社長についていけなくなる」
- 「職場の人間関係に悩まされ続け、気持ちが持たなくなる」
- 「劣悪な労働環境に身体も心も疲れきってしまう」
- 「割に合わない給料なのに責任だけ重くなる」
と、さらに理由付けが色濃くなります。
ベテラン社員は皆退職、新人は会社ブラック過ぎて辞める、土台がガタガタですわwいよいよ面白くなってきました!(白目)
— バナナ大臣(FGO) (@4EzEeOU9bm7pnOj) July 19, 2019
ただ私の経験上、こういう状況で社員たちが疲弊して辞めていくにも関わらず、会社の上層部(幹部)達は全く状況をわかっていない(わかろうとしない)こともベテラン社員が辞めていく要素だと思います。
「人が辞めれば、人を入れたらいい」
「あいつが辞めたらから、次はあいつに任せればいい」
など、計算式でしか捉えておらず、辞めていった人の能力や作業量、任せらた方の負担ということは全く考慮しません。
「後は任せたからな」と引き継ぎ期間も無視という丸投げ的な考えのくせ、失敗したらしたで「なんでこんな失敗するのか?」と矢のような追求をします。
こんな体制だと、どうしてもミスしたくないという気持ちが強くなり、他人に責任を押し付けたり、人の失敗を吊し上げたりと、”人としてどうなの?”という性格になっていく人を数多く見てきた私としては、こんな会社で人間的に成長は見込めないと思います。
強いて言えば”こうやって人は変わっていくのだな”ということは体験できます。
【ベテラン~若手まで】社員が次々辞める会社で精神崩壊しかけたことも
私はブラック企業に約20年働いていました。
入社当時から会社は
- 「職場の人間関係」
- 「劣悪な労働環境」
- 「割に合わない給料」
と若手社員が辞めていく理由が備わっており、さらに徹夜は当たり前(サービス残業)だったので当然、離職率は高く、半日や1日で辞めていく人もいました。
しかし当時は不景気の真っ只中、年齢も20代後半ということもあり、辞めてしまうと次の仕事を見つけるのは困難な状況でした。
ですから、そう簡単には辞められないと思い、なんとか頑張れました。
私の年齢以上の社員もみんな同じ気持ちだったと思います。
ただ社長はそんな状況を知ってか、ことあるごとに「嫌だったらいつでも辞めていいぞ!」と脅し的な口癖を発していました。
その口癖の影響なのか、辞めていく人を尻目に、会社残れば残る人程、社長には絶対服従の姿勢となり、会社のロボット(社蓄)になっていくさまを何回も見て、「自分はああいう風にはなりたくないな」と思ってきましたが、入社して10年過ぎた頃、私と同じ時期に入社した人や、それ以上在籍している、いわゆるベテラン社員達が辞めはじめていきました。
一向に給料が上がらないことや、大きな責任(幹部達の仕事を丸投げ)を背負わされ鬱病を発症など、気持ち的に限界が来てしまったということが主な理由でした。
そんな10年以上会社にいた社員が辞めていけば、現場にすれば相当な痛手となり、残った社員の負荷は計り知れません。
私もかなりの負担を強いられ、気がつくと約7人分の作業を背負わされていました。
もうそうなると…
- 親が倒れても仕事優先。
- 嫁が病気になっても仕事優先。
絶対にならないと思っていた社蓄化に自分自身がなっていました。
精神も崩壊しかけ、1年間無休(サービス残業)で働いた結果、自分自身がオーバーヒートでぶっ倒れ救急搬送されるといった、恐ろしい事態になりました。
精神的に追い込まれる前に今すぐ転職を考えるべき
もしあのまま会社に残っていたらどうなっていたか。
おそらく過労死、また精神的に追い込まれ自ら命を絶っていたかもしれません。
それぐらいの精神状態でした。
ただそこまで追い込んでしまった原因としては、入社当時のきびしい不景気で、転職することが非常に困難だったという記憶があるからです。
その記憶があるから”転職は無理”と決めつけ、転職活動すらせずブラック企業にしがみついた結果、精神崩壊につながったと思います。
“逃げるが勝ち”という言葉があります。
私みたいにならない為にも、精神的に追い込まれる前に転職活動だけはしておくべきだと思います。
今は転職サイトも充実しているので、登録さえしておけば自分にとって有益な情報はえられます。
下記に転職サイトまとめがありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
自分を取り戻すことが出来たので、転職して本当に良かった
ぶっ倒れた後、ドクターストップがかかっていましたが、仕事のことが頭から離れず職場に復帰。
不眠不休でさらなる体に負担をかけていましたが、休日出勤(サービス残業)したある日、何千万円という高級外車を購入して満面の笑みを浮かべた社長がいました。
この光景をみたとき「この人のためにみんな頑張って仕事をしているのか」と改めて実感したと同時に「もう無理だ」と心底思い転職を決意。
しかし、こんな年齢で転職できるのかと疑心暗鬼でしたが、転職サイトに登録するとあれよあれよ言う間に転職することができました。
ブラック企業時代はプレッシャーで夜も眠れない毎日でしたが、転職した当日からぐっすり眠れるようになり、休日も普通に休めるようになりました。
やっと落ち着いた日常生活と自分自身を取り戻すことが出来、転職してよかったと本当に実感しています。
ベテランが辞める会社に少しでも不安を感じるなら、転職も視野に入れておくべき
ブラック企業を退職して数年たちますが、私と同じ時期に入社した人や後に入社した人達も現在進行系で退職しているという情報を最近聞きました。
やはり人が次々と辞めていく会社にはそれなりの負の理由があるのだなとつくづく思います。
ですから、少しでもベテラン社員が辞めていく姿をみて不安だと感じるなら、転職も視野に入れておくことも必要だということですね。
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