“もう帰るの”はパワハラ?上司が帰らせてくれない時の対処法2つを紹介

パワハラ

上司の”もう帰るの”発言に、ジレンマを抱えている人はいると思います。

残業して当たり前、「自分だけ早く帰るのは悪」だといった職場に、苦悩していることでしょう。

私も以前、絶対に早く帰らさない職場で、徹夜を数多く強いられました。

その中で、開き直りも必要だということを学び

今回、私なりの解釈で対処法を紹介しますので、参考にしてもらえたらと思います。

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Contents

“もう帰るの”はパワハラ?残ってもデメリットしかない

“もう帰るの”がパワハラになるかは、後に続く言葉や態度によって、違ってくるものだと思います。

「お疲れ様」や「明日もよろしく」という対応だったら全然パワハラにはなりません。

しかし、大概の上司は「なぜ、お前が早く帰るのか?」といった嫌みですから…パワハラの定義でいいますと、このような嫌味はパワハラに該当します。

ただ、嫌みを言われたのが立場上、上司などであればパワハラになり得ますが、立場が同じかそれに近い人からであるとか、そう言う場合は当てはまりにくいということです。

また、パワハラは「パワハラ罪」という直接的な法令はありません。

嫌みを言われた、というのはものすごく厳密に言えば「侮辱罪」くらいにはなりますが、これで刑法で立件など、現実的にはまず不可能です。

ですが、上司がそういう発言をする職場自体、残業は当たり前、帰りたくてもなかなか帰れない環境だと思います。

仕事が終わっても、上司から”もう帰るの”的な嫌味を言われたくない為に、様子を伺いながら30分ぐらいは無駄に残ってしまいがちです。

これってデメリットしかないと私は思います。

帰りたい時に帰れないというのは、かなりイラつきますし、ずっと残業が続くと、息つく暇がなくなるので、気持ちのメリハリが出来なくなります。

そうなってしまうとどうなるか…?

私の経験上、こういうストレスが意外とボディーブローのように蓄積されいきます。

その蓄積されたストレスが、いつの間にか強迫観念に駆られ、イライラした精神状態となり、自分で自分の首を締めるように息苦しくなっていき、モチベーション低下につながると思います。

“もう帰るの”から”帰るな”へ…上司が帰らせてくれなくて苦悩したことも

私は20代後半にあるブラック企業に入社しました。

当時、不景気真っ只中で、仕事をなかなか見つける事ができない状況で、しかも年齢制限があり”求職中=人生が終わった”という世間の風潮でした。

私も数十社の入社試験を受けましたがどれも不採用。

やっとの思いで入社出来たのがこの会社でした。

配属された職場は、薬品を使用するのでほぼ外作業、そして手間がかかるので、深夜までの残業は当たり前(ほぼサービス残業)といった環境で、社員の間で墓場と呼ばれていました。

私も入社したその日から5時間の残業を強いられましたが、「とにかくこの会社を辞めたら後がない」という心境だったので、あまり苦にはなりませんでした。

しかし時間が経てば、仕事にも慣れてきて会社の状況も見えてきます。

私の考えでは、”出来るだけ仕事を早く終わらせて早く帰る”のが常識だと思っていました。

しかし上司は私達が帰ろうとすると、夜の10時や11時にも関わらず”もう帰るの”と言ってきて「まだまだすることがあるだろ!」と帰ることを躊躇させ、それから1時間ほど会社に残らないといけない状況にさせていました。

こういったことが毎日あり、私の他にも2人同じ職場に配属されたのですが、2人は1週間経たずに辞めてしまいました。

その後も人の離職率が高く、入社して1年後には、もう私1人しかいない職場となっていました。

只でさえ1人の仕事量が多いのに、3人分の作業を強いられていたので、ほとんど休日出勤、深夜残業と過酷さを増していきました。

ただ、効率が良くなったのか、いつも夜10時で帰るところを9時で帰れるといったことが、たまですがありました。

しかし、これに対しても上司が「帰るな!他を手伝え」と、またしても残業を強要。

心身共に疲弊した中での”帰るな”という発言には、本当に苦悩させられました。

【必見】上司が帰らせてくれない時の対処法2つを紹介

  1. 帰りますと言える勇気を持つ
  2. 自分の仕事が終わったらさっさと帰る

帰りますと言える勇気を持つ

この一言がいえる事が非常に大事だと思います。

私の場合は長時間残業でほとんど、最後までの残り会社の戸締まりをしていました。

人よりも多くの時間、会社にいるわけですから、「帰れる時ぐらい帰らせるよ!」という気持ちが強くなり、ある時期から開き直り、上司に「帰ります」と強気で言うことができました。

上司も当初は「もう帰るの」と嫌味をいってきましたが、気にしないようにすると何も言ってこなくなりました。(裏では悪口を言ってたみたいです)

「言ってみるものだな」と、つくづく感じました。

ですから最初は抵抗がありなかなか言いづらいと思いますが、”自分の身は自分で守るしかない”ということを強く思えばきっと言えるはずです。

私でも言えたので大丈夫です!!

自分の仕事が終わったらさっさと帰る

もう1つ開き直るきっかけがありました。

それは自分の仕事以外(応援)の事で残業をさせられていた事です。

自分の仕事の目処がたち帰ろうとすると、他の係の応援作業を毎回強要されていました。

しかし、毎回応援していたにも関わらず、私は全く応援してもらえませんでした。

私が忙しくても何かと理由をつけて、帰っていく人達を見ると「我が身可愛さなんだ」とあらためて実感。

それ以降は、上司が帰らさないような発言しても、自分の仕事が終わったらすぐに帰るようにしました。

周りからは「手伝わない人」とレッテルを貼られましたが、やはり”自分の身は自分で守るしかない”を実践しました。

ですから、上司が帰らさないような発言しても、自分の仕事が終わっていたら、上司に分からせる為にも、気にしないで帰りきることが大事です。

転職して”帰らせてくれない”から”いつでも帰れる”環境になったので良かった

長時間労働の影響での体調不良や、複雑な人間関係に悩まされ続けた私は、最終的には退職へと追い込まれてしまいました。

しかし転職先では、上司が率先して早く帰るよう促しており、いつでも帰れる環境になったので良かったと、あらためて実感しました。

“もう帰るの”発言が、少しでもパワハラだと感じるなら、今すぐ転職を考えるべき

私の対処法でも、うまくいかない場合が多々あると思います。

またパワハラだと感じてしまうと、かなりのストレスを抱えてしまいます。

そういう時は、私みたいに環境を変えてみるのも1つの手だと思います。

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