仕事をする上で失敗やミスは誰でもします。
そしてミスに対して、少なからず自己保身のことが頭をよぎると思います。
しかし自己保身したところで上司含め、周りからの責任追求で大いに落ち込むと思います。
ただ、その上司が保身ばかりだとどうでしょう…
部下の立場だと、責任追及はできない上、責任転換させられる事があるとしたら…怒りに震えずにいられないと思います。
「その地位から引きずり落としたい」(つぶしたい)と思って当然だと思います。
私の元同僚も、上司の保身の犠牲となって退職に追い込まれてました。
そのことで周りからの反感をかい、その上司をつぶした経緯があります。
今回その体験をもとに、上司のつぶし方を紹介しますので、参考にしてもらえたらと思います。
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Contents
保身ばかりの上司のつぶし方!
つぶし方には・・・
- 退職に追い込む
- 給与減額
- 左遷させる
等、いろいろとありますが、私の場合は “降格”でした。
その為におこなったのが、保身した内容の記録。
そしてその記録をもとに相談でした。
記録
保身するには失敗があるわけです。
部下がやってしまった失敗、または上司自身がやってしまった失敗があります。
その失敗に対して、上司が保身したのか、しなかったのか。
そして保身の内容も、言い逃れだけで終わったのか、部下に責任を転嫁したか。
その失敗がどういった内容で、その時上司がどういう対応(保身)をしたかということを、出来るだけ詳しくメモしていきました。
また、事なかれ主義がまかり通っている会社では、1人が訴えてもなかなか対応をしてくれない事が多々あるので、複数の意見もききました。
その人達が保身ばかりの上司に対して、どう思っているのかを聞いてメモなどに記録していきました。
相談
それである程度、情報が集まったら“上司の上司(係長なら課長・課長なら部長)”や”総務課又は人事担当”に相談しました。
相談する際、記録したメモを見せ、「職場の士気が下がっている。その原因は上司に原因がある。」ぐらいの事を言うと対応も早くなると思います。
私の場合は数人からの証言もあったので、それから職場でのヒアリングがありました。
そこで各々が思いの丈を話したことも効果があり、ヒアリングから1ヶ月後には降格となりました。
ですから保身ばかりの上司をなんとかしたい(つぶしたい)と思ったら、まずは、その上司の言動を記録するところから始めましょう。
そして相談です!!
上司の自己保身で退職に追い込まれた同僚
以前勤めていた会社(工場)での話です。
私の上司ではないのですが係長Aがいました。
Aは神経質でネチネチと嫌味を言う性格でしたが、必ず言葉の語尾に「・・・だと思います。・・・と思う。」と言い切らない、保身感アリアリの所に部下の人達もイラツイていました。
私は、(当時)同じマンションに住んでいたこともあって、違う係でしたが仲の良かったCくんがいました。
ちなみにCくんの上司がAです。
Cくんは真面目でおとなしい性格だったので、Aから目をつけられ、ストレスのはけ口にされにされてる感じがしていました。
失敗など何もしていないCくんに対して、罵声を浴びせているAをみては、毎日ムカついていました。
そんなある時、Cくんの係で問題が発生しました。
ある作業をしてなくて次の工程に製品が流れていたということです。
この作業は特殊なため、会社の認定試験に合格しないと出来ない作業で、この作業が出来るはCくんと、Aだけでした。
当然Cくんの作業が悪かったということになるのですが、この作業をおこなった日は体調不良で欠勤でした。
必然的にAに問題があったということになったのですが「俺はこの作業をやった記憶がない」「やったのはCだろ!」と嘘をつき、さらに次の工程に回すには製品の合格表を添付するのですが、その合格表の記入欄の日付や名前を書き換えるなど保身行為をおこなっていました。
状況を把握しきれていないCくんに対して「なぜあんなことをしたのか」とAは攻め立て、責任転嫁していきました。
この問題は社長の耳にも入り、結構大きな問題となりました。
報告書や事情説明はAがするので、どういった保身行為をおこなったかわかりませんが、とにかくCくんが悪いということで話を通したそうです。
そして容赦のない社長の責任追及に耐えきれなくなったCくんは、退職せざるを得ない状況となりました。
転職も視野に考えるべき
退職を決意したCくんに周りは、何とか引き留めようとしましたが無理でした。(その後Cくんは、転職した会社で課長に出世していました。)
会社ではおとなしくても、本音の部分ではかなりAに対して怒りを覚えていたことを、私には話していたので、当然の流れだと感じていました。
そして納得いかないCくんの職場の人達は、上記(保身ばかりの上司のつぶし方)の対応をとったということです。
ただドラマみたいに悪者を退治で終わればいいのですが、現実は違います。
Aにとっても屈辱的な降格(つぶされた)となったわけですから、恨みをもっています。
つぶしに関わった人達には報復とばかりに、暴言や悪口などの嫌がらせをしていたとききます。
そんなAの性格を知っていたCくんだから、転職も視野に考えていたのだと思います。
まぁ~私の経験上、仕事でトラブルがあると、あまりハッピーエンドな展開になったことが無いように感じます。
保身ばかりの上司をつぶしたいと思い、つぶせるのならいいですが、そうでない事もあるかと思います。
ですから保身する上司に嫌気がさすのなら、同時に転職も視野に考えておくことが無難だと思います。
ちなみに「転職=失敗」というイメージがどうしてもあると思います。
それはただ闇雲に転職するからで、ある意味、転職も自分の人生を賭けて臨むものだと思います。
それには情報収集も必要ですし、なにより自分自身を知る必要があります。
自分の強み(特徴)を知った上で転職活動に臨むと「転職=成功」のイメージにきっと変わると思います。
ただ自分の強み(特徴)が何か?客観的に把握しづらいものです。
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