仕事で理不尽に怒られる!上手に受け流す返し文句7選

仕事

職場の上司や先輩から理不尽に怒られ悩んだ事はありませんか。

以前の私は、理不尽な事言われても、上手に受け流せる返しの文言が思い浮かばず黙り込んでしまい、後になってなぜ言えなかったのだろうと後悔してしまうという事が、多々ありました。

しかし理不尽に攻撃してくる相手を自分より下の人間だと思うようにした所、上手な返し文句が自然と言えるようになりました。

今回は、私の経験からこれは使えるな、という上手に受け流す返し文句を紹介します。

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Contents

仕事で理不尽に怒られる!

会社という縦社会の組織で働いていると、利害関係から上の立場(上司や先輩)と言われる人間が強く、下の立場(部下や後輩)と言われる人間に対して横柄な態度に出てしまいがちです。

下の立場でも、理不尽な怒られ方されても機転の効く人なら、上手に受け流せる対応が出来るのでしょうが・・・

  • 頭の中真っ白で、言い返す言葉がでない
  • 事が大きくなってしまう
  • 自分さえ我慢すれば、丸く収まると思っている
  • 嫌われるのが嫌だ

という心理が働き何も言い返せなくなる人も多いと思います。

以前の私は、自分さえ我慢すれば丸く収まる、と思っていたので何も言い返せない方が無難という考えでしたが、その後のストレスが半端なく押し寄せ、言い返せない事を後悔していました。

ここで私が上手に受け流せるようになったきっかけをお話します。

私はある会社に派遣社員で入社しました。

職場の上司や私を教育してくれた同僚は、そんなに年齢の差がなかったのですが、1人だけ60代の男性(Aさん)がいました。

Aさんはアルバイトでしたが、職場では上司の次に在籍年数が長い古株でした。

Aさんは自分の事を「ワシ」、私のことを「貴様」「お前」といいなんかきな臭い感じがしていました。

あと「人生の先輩として教えやる」が口ぐせでした。

朝の朝礼で上司の指示で仕事の段取りを組まれ、私は教育担当の人から教えられてその通りに作業をしていると、

Aさん「誰がそんなことをやれといったか?」

私「教育担当の人がこうして下さいといったので・・・」

Aさん「口答えするな」

私「・・・?」

という具合にちょっかいを出してきて教育担当の人に相談したら、受け流せばいいということでした。

その後もAさんは「人生の先輩として教えてやる」と言ってちょっかいを出してきました。

そしてその人生の先輩として教えられた事が、教育担当から教わっている事と違っていたのでさらに私の頭はパニックになりました。

ある時、Aさんの機嫌が悪く、私の作業態度が気にいらなかったのか

「おい貴様ちょっとこい」

「お前は仕事をなめてるだろ。俺等はこれでメシ食ってるんだぞ」

「ワシの段取り通りに作業しろバカ」

と突っかかってきました。

何をそんなに怒っているのかわかりませんでしたが、Aさんの言う通りに作業してしてみたら、Aさんが楽するなと感じました。

そして上司が私に「なぜこの作業をした。指示と違うだろ」と言ってきたので、Aさんに言われたのでと言いかけた所、Aさんが「ワシは知らんぞ、勝手なこというな」と突っかかってきました。

これで私は目が冷めたというか結局、理不尽な事をいう輩は、自分が下だと思ったやつをターゲットにし、高圧的な態度で自分の思うままにしたいという考えがあるのだなと思いました。

そこで私は考えかたを変え「こういう年のとり方はしたくないな」「こんな人間にはなりたくない」と反面教師にするようにしました。

そうすることで自然と頭の中でシャッターが降りて、顔つきも無表情になり、自然と思っても見なかった受け流せる発言を出来ることに気が付きました。

今まで理不尽に怒る輩達には、全てこういう考えの元で受け流す対応してきました。

上手に受け流す返し文句7選

私が出会った理不尽に怒る輩達は基本、話が長くなってくる傾向にあったので、話の途中で終了させるところから始めました。

そしてこの輩達とはレベルが違うんだぞということを見せるために、落ち着いた口調で敬語を使うようにしました。

敬語はある意味、冷たい言葉だと言われてますから。

  • 「なるほどですね。」
  • 「わかりました。」
  • 「そうなんですか、以後気をつけます。」
  • 「そういう見方もあるんですね。勉強になりました。」
  • 「◯◯さんならどうなさいますか?ぜひ教えてください。」
  • 「この前はこう言いましたが、今回との違いは?」
  • 「バカはバカなりに頑張ります。では」

場面場面でこの7つの文句を後尾につけるだけでその場を上手くやり過ごす事が出来ます。

なるほどですね。

”なるほど”という言葉は、相手に対して同意や納得した気持ちを表現するときに使います。

目上の人に使用しても失礼ではありませんが、上から目線の傲慢な口調と受け取られる恐れがあるので、ビジネスシーンで軽々しく使わない方が賢明ということです。

だからこそあえてこういう輩は、目上の人ではないという認識で使いましょう。

わかりました。

”わかりました”は、丁寧語であるという意味では敬語だといえます。

ただ、相手に対してより尊敬の気持ちを表すには、ちょっともの足りない印象を受けてしまいます。

本来は”承知いたしました”がわかりましたの丁寧語ということですが、そこまでの相手ではないという認識であえて使っていきましょう。

そうなんですか、以後気をつけます。

”そうなんですか”敬語としては正しく、間違っていません。

しかし”そうなんですか”という返事は使われた側が年配であればあるほど、違和感を覚えてしまう人が多いという特徴があります。

そして”以後気をつけます”は、”今後は気をつけます”という意味で、これから努力していこうという姿勢や、謙虚な反省を表す言葉になります。

しかし「その場しのぎの言葉だ」、「何の解決にもなっていない」、「この言葉が信用できない」等と取られてしまうこともあります。

2つとも中途半端な敬語と取らえられていますが、これもそこまでの人物ではないという認識で使っていきましょう。

そういう見方もあるんですね。勉強になりました。

嫌味や皮肉を言うのが癖になっているのは、自分の力を認めてもらえず不満を溜め込んでいるためかもしれません。

あえて相手を「褒めちぎる」ことで煙に巻くことも出来るので使いましょう。

◯◯さんならどうなさいますか?ぜひ教えてください。

仕事上の失敗や至らない点を嫌味や皮肉で責められたときには、と教えを請うてしまうのも有益です。

相手の気分を上げるだけで嫌味や皮肉を言う頻度は減ります。

この前はこう言いましたが、今回との違いは?

相手は感情的になっている場合もあります。

言っていることが違うと指摘されると一瞬、相手も冷静になり考え込みます。

違うこと言っていたという認識があれば、恥ずかしいという気持ちから「口答えするな」「生意気なんだよ」と発言をして去っていきます。

しばらくは自分の恥ずかしさから、近づいて来ないので有効的です。

バカはバカなりに頑張ります。では

相手は自分が上なんだぞということでバカにしてきているので、そこをあえて下手に出ることで、それ以上言えなくなるようにしましょう。

しかし心の中では、「この人はどこがどう偉いのか?今度きいてみよう」と思うことで受け流す事が出来ます。

まとめ

仕事で理不尽に怒られる!

今でも上下関係の厳しい現代社会では理不尽に怒られることは日常茶飯事で、そうした状態でも世渡り上手になることが一流サラリーマンと言われています。

そこで上手く受け流す術が必要となります。

上手に受け流す返し文句7選

  • 「なるほどですね。」
  • 「わかりました。」
  • 「そうなんですか、以後気をつけます。」
  • 「そういう見方もあるんですね。勉強になりました。」
  • 「◯◯さんならどうなさいますか?ぜひ教えてください」
  • 「この前はこう言いましたが、今回との違いは?」
  • 「バカはバカなりに頑張ります。では」

いかがでしたか、一つでも試してみたら、上手く受け流せるきっかけにはなると思います。

それでもダメ、辛いと感じたら転職を考えてみましょう。

環境を変えてみると理不尽に怒られることがなくなるかもしれないですから。

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