言っても無駄な上司の特徴とは?相談しても無駄だと感じた時の対処法3つ

上司

会社の上司に何か相談したいことがあっても「どうせ何言っても無駄…」と思って結局我慢してしまうことってありますよね。

相談したところで「努力が足りない」「もっと頑張れ」など結局精神論で片付けられてしまうことも多いです。

では、上司に何か相談したい時はどのようにすれば良いのでしょうか?

今回はそんな悩みにお答えします。

■本記事の内容

・言っても無駄な上司の特徴とは?

・相談しても無駄だと感じた時の対処法3つ

実は「相談しても無駄な上司」には”ある共通した特徴”があり、その特徴を理解しておけば相談すべき上司とそうではない上司の見分けが簡単につくようになります。

また、部署によっては相談する上司を選べない場合もあるでしょう。そういった場合の対処法もお伝えしますので「どうせ上司に何言っても無駄だしな…」と感じている方はぜひ最後まで読んでください。

※ブラック企業に約20年勤めた他、数々の会社を渡り歩いた筆者が実体験を元に、筆者なりの解釈でまとめています。

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Contents

言っても無駄な上司の特徴とは?

言っても無駄(無能)な上司は以下の特徴をもっています。

  • まともな判断が出来ない。
  • 人の話を聞かない。
  • 自分流の仕事のやり方を押し付ける。
  • 発言を一つ一つ否定する。
  • 具体的な指示を出さないまま仕事をさせる。
  • 部下の相談にのらない。

まともな判断が出来ない。

部下は通常、上司の指示に従い仕事を進めます。

また仕事をやっていくなかで、問題が生じたら上司の指示を仰ぎたい所です。

しかしその上司の指示がコロコロ変わったり、見当違いの指示を出したり、行き当たりばったりで指示したりと、まともな判断が出来ないとなると部下としては、ストレスばかりが増えます。

私も以前・・・

  • 上司から仕事Aについて報告するよう指示されたのに、全く関係のない仕事Cについて報告を求められる。
  • 効率の悪い問題のある社員について、上司自ら配置転換を含め考えるということで、みんな期待していたのですが、仕事上一番メインの重要なポジション置いて職場を混乱させる。

など、まともな判断が出来ない上司に苦悩しました。

人の話を聞かない。

常に自分中心で物事を考えているので、聞いている振りはしますが基本、人の話は聞いてないです。

  • 部下の問いかけに返事をしない。
  • 状況説明など何回も同じ事を確認してくる。
  • 作業の改善を部下に要求し、改善の提案で「これでやりましょう」と取り決めしたにも関わらず、改善前の作業をやり出す。
  • タバコの喫煙場所といった、職場のマナー的なルールを率先して破る。

こういう上司はどこにでもいると思います。

自分流の仕事のやり方を押し付ける。

効率の良い作業の仕方をやっていても、自分(上司)流のやり方が基本で正しいと思って押し付けてくるので、仕事の流れ自体が悪くなります。

にも関わらず、問題点を部下が悪いと決めつけているので、いつまでたっても長時間労働、サービス残業から抜け出せない状態になります。

部下にしてみたら「お前(上司)が原因だろ」というジレンマとストレスが激増する負のスパイラルに陥ります。

さらによくあるのが勤務開始、1時間以上前に来ておくのが当たり前だと思ってことです。

当然サービス残業で。

どんなに効率よく明日の事を考えて仕事を終えても、上司からの1時間以上の早出(サービス残業)出勤強要に私は本当に苦悩しました。

発言を一つ一つ否定する。

  • 自分の考えが正しい
  • 自分流の仕事が正しい
  • 自分が正義(ルール)

というプライドがあるため、自分の概念にないことは一切受け付けない表れだと思います。

また自分とは違うやり方や、考えをもっている部下に対しては、存在自体も否定しがちです。

私も上司から何を言っても否定され、最後には「お前とは何もかも合わないし、話しにならないから辞めろ」とまで言われた経験があります。

具体的な指示を出さないまま仕事をさせる。

こういう上司は多いと思います。

  • どんな時も「とにかくやれ」
  • 具体的な指示を求めても「それはお前たちで考えろ」

というだけ。

しかしミスに対しては・・・

  • 「何が問題だったのか事細に説明しろ」
  • 「誰がやったのか」
  • 「責任は誰が負うのか?」

と他人事のように言い出す上司。

「お前は指示すら出してないだろ!」とツッコミたくなります。

部下の相談にのらない。

相談しても「だからどうなの」で済まそうとする、こういう上司も多いです。

または相談しようとすると、「そんなことはあいつ(上司の補佐的な先輩社員)に言ってくれ」と面倒くさそうな顔つきされたら、「言っても無駄だ」と心底思ってしまいます。

なぜこんなのが上司になれたのか?

これらの特徴から「こんなやつがなぜ上司になれたのか?」と疑問に思うこともあるはずです。

こういう人達は「自分はできる」ということを上層部にアピールするのが上手いそうです。

  • 部下に対して的確に、適切に指示をする。
  • 部下を引き上げて、部下の意見を十分に出させている。
  • 部下の相談に乗っている。

といったことを人事評価の際の自己評価にそう書いてあるそうです。

上層部もわざわざ、現場に来て部下からの評価を確認することもないので、ある程度自己評価を鵜呑みにしてしまうということです。

こういう矛盾が普通に評価されてるのが現実です。

相談しても無駄だと感じた時の対処法3つ

以下の対処法3つを紹介します。

  • 言っても無駄なら諦めも必要
  • 上司の上司に相談
  • 総務または人事(相談窓口)

言っても無駄なら諦めも必要

何言っても無駄な上司には諦めも必要です。

まずはこんな上司のために、精神状態になるべくダメージを受うけないようにすることが大事です。

「哀れだ。可哀想な人だ…成仏出来ますように。」

「来世では寛大な人格に生まれてくるよう心から祈っています。南無。」

と心の中で見下すようにすると気持ち的に楽になりますです。

そして仲間とこの上司の悪口を言い合ったりしてストレス発散(ガス抜き)です。
周りみんなも同じに思っていると分かれば、ほっとしますから。

上司の上司に相談

これも大事なことです。

それなりの人柄の上司ならわかってもらえて、何かしらのペナルティーを与えてくれます。

私の場合は上司の上司に相談した際、私1人ではなく複数の同僚と一緒に相談にいきました。

私1人だと訴える力が弱いと思ったからです。

複数で相談すれば、より信憑性が増し、切実な訴えと捉えてもらえるからです。

この作戦が功を奏し上司は降格、職場移動となりました。

もし相談して相手にされなかったとしても、一応耳に入れておけば、上司がこれ以上の出世を出来ないようにする一つの抵抗にもなります。

総務または人事(相談窓口)

それと上司の上司に相談と同時に総務または人事担当に相談しておくことも大事です。

上司の上司が当てにならない事も十分考えられます。

また上司の上司が相談に応じたときにも、総務の方から後押ししてもらえスムーズに何らかの対処をしてもらえます。

私の場合も上司の上司に相談した際、同じような内容で総務課の人事担当に相談していたのも功を奏したと思います。

ですから上司の上司に相談と同時に総務または人事に相談も大事です。

言っても無駄な上司が嫌なら今すぐ転職を考えるべき

それでも、言っても無駄な上司がどうしても嫌で我慢出来ないなら、転職を考えるべきです。

私が以前、工場でアルバイトをしていたときも工場長の肩書がありながら、上司(社長)に対して「あの人に何を言っても無駄だ」と嫌気がさして辞めていきました。

やはり一応上司なので部下の立場からすると、自分の意見を曲げて妥協する事がほとんどです。

その妥協しないといけないことに嫌気がさせば、工場長のように転職するしかないと思います。

ですから、もしものこと(退職に追い込まれる)を考えれば、3つの対処法と一緒に転職活動をおこなうことも必要だと思います。

なので転職活動もオススメします。

転職活動といっても何も難しくありません。

ただ転職サイトに登録しておくだけです。

一度登録してしまえば、あとはメールを確認しつつ、興味ある案件に応募するだけですから。

とは言っても、「転職サイトって沢山あってどれに登録していいのか分からない…」という人も多いと思ます。

そんな人のために「無料診断あり:ブラック企業出身者の私がおすすめする転職サイト3社」無料診断あり:でおすすめの転職サイトを紹介しているのでそちらを参考にしてみてください。

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